代表中澤の日々の徒然
思わぬところで
昨日は充実した日曜日をおくることができた。
朝、亡き先代社長(父)の誕生日ということもあり、お墓参りに行ってきました。生きていれば今年で76歳になっていた父の墓前に、今の「ダイコク」の報告と、社員や僕を常を見守ってくれていることに感謝とお礼を自分の心の中で伝えて来た。父が亡くなってから、早いもので6年が過ぎた。無我夢中で家づくりに取り組んできたが、時より「親父がいたら、この場面どう対応するんだろう・・」なんて少々アドバイス的なことを欲しがった時期があった。これからも父の思いを大切にしながら、ダイコクらしい家づくりを(地道に)していくだけだ。
最近思うことがある。僕は先代から事業を引継ぎ、工務店の社長として日夜家づくりに携わっている。自分なりに残さなければならないものは残し、切らなければならないことはそれらを切って変えて来た。自分では小さい会社ながらも、一丁前に「改革」してきたつもりでいた。
改革は大げさにしても、「変える」というと兎角、新しいものに飛びつく、新しいものを取り入れるような雰囲気を感じるが、実際はその逆で、原点に戻る・・・とか、本来あるべき姿に修正する・・・といったことではないかと感じるようになってきた。そういえば伊那食品の塚越会長の本にも、そんなことが書いてあったような・・・。
おっと、今日書きたかったことは、この話題ではない。だいぶ脱線してしまった(すみません、長い脱線で・・)
土曜日に、思わぬところで、思わぬ方から、家づくりの相談を頂いた!(言っちゃっていいんかな・・)。普段何気なく、普通にお会いしている方から、仕事の話を頂いた。新築をお考えだった。正直、本当に驚いたがうれしくてたまらなかった。
その打ち合わせを墓参りから戻り、早速日曜日の午前中させて頂いた。いろんな会話から、家づくりのヒントを探していく。しっかりしたお考えをしていた。何だかいい家づくりができそうだ!
それにしても、何度も書いてしまうが、身近な方からのお仕事は、本当にうれしい。
午後からはまた別のお客さまの件で、「黒姫」近くまで土地を調査しに行った。とっても環境がよく、田園風景と美しい山並み、それでいて少々ローカル感漂う時間の流れに、どんなお手伝いができるか建築への思いを馳せた。あたりまえのことだが、やはり社長自ら靴底を減らして「現場」に行くことを常に忘れてはならない・・・。