代表中澤の日々の徒然

POST: 2010.10.05

性格と正確

 


 

この写真はどの状況かというと、略称「セメント板」と言って壁の仕上げ下地を施工した状況のものです。あとはこの上から吹き付けをしたり、塗ったりして仕上げとなります。

このセメント板のメリットは、この板の内側に通気層ができること。家の中の湿気を逃がすことができたり、外からの強い日差しによる熱の伝導を家の中に伝えにくくすることができたりします。

その他には、従来のモルタル下地(黒い紙に網をかけてモルタルを塗ること)に比べ、乾式の板なので割れにくいこと・・・この二つがメリットです。

デメリットは、この板と板の隙間をコーキングでつなぐわけですが、そのコーキングの劣化状況により水の浸入があるかもしれないこと。

いずれにしても、もう一つ方法でも、いつかモルタルが割れてくればそこから水が浸入するおそれが勿論あるので、同じことが心配されます。どちらにしてもアフターメンテンスが大切になってきます。 

 写真は今日、丹波島の現場に出掛けたついでに写メしたものです。きちんと施工されているか見てきたわけですが・・・話はかわりますが、職人さんはやっぱり「人柄」あっての職人だと、常日ごろより感じています。確信かな!

腕(技術)がいいだけではイマイチで、性格や日常の生活態度と比例している部分が多いと思うからです。性格=正確な部分って結構あって、現場にいけばすぐにそれがわかります。

うちも偉そうなことは言えませんが、いいスタッフに恵まれていると思っています。安い仕事をする人は安いなりと、それぞれ事情があり全部が全部そうではありませんが近いかもしれませんね。

建設会社の社長や営業マンが何を言っても、現場に行けばすべて「ばれ」ます。現場で働く職人の人柄で、大体いろんなことが解るものです・・・

最後に羊毛断熱材の施工がしてございましたので、撮って来ましたのでご覧ください。