代表中澤の日々の徒然

POST: 2010.11.06

家づくりの本質

高気密という言葉を最近はめっきり聞かなくなった。

ダイコクは以前より気密なんかどうでもいいと言って来た。いまの家は普通に造ればある程度の気密の良い家が出来てしまうものです。今時スカスカの家なんてどこにも存在しないし、悪意でする手抜き工事屋さんなんかもいない。

要は、そんなに寒くなければいい。

それよりも大切なことは断熱材の入れ方といった施工性だったり、湿気の逃がし方の方がもっと大切であると思う。気密試験の結果を競ってもしょうがない。

話は変わるが今日、展示場にお越しになったお客様は大変家作りを勉強されている方だった(汗)。

会話の途中でその方が断熱材について質問され、僕はひとりで長々としゃべってしまった。つい嬉しくて・・・しゃべり過ぎちゃいました・・・お客様の考えがダイコクと同じだった・・・。

なるべく機械を使わない家、なるべく自然に近い家、少々寒い家や暑い家・・・そんな家で十分だし、そんな家がいいんです。

問題なのは性能より、家族がどう向き合いながら生活するか・・どう暮らしたいか・・だと思う。