代表中澤の日々の徒然

POST: 2010.12.16

引渡しのあと・・・

先日引渡しをさせていただいたお客様とバッタリ(バス停で)会った。

「その後いかがですか・・・」と伺ってみた。すると・・・

寒くない。

一枚羽織れば全然大丈夫。

寒がりのご主人が、朝普通に着替えている。

家の大きさって大事。

裸足で生活、風呂上がりの無垢板の床が特に気持ちいい。

以上の言葉が、こちらのお客様からのお言葉だった。

寒くない・・・良い表現、とてもうれしいですね。暖房にあまり頼らなくても、最低限の設備で、健康に丁度いい適温で生活されているものと思われます。だから一枚羽織るだけで、全然行けるのでしょう。冬場に部屋内でTシャツ一枚の生活がいいとは思わない。性能がいいんではなく、所詮暖房器具の使い過ぎに過ぎないと思う。

非常に満足そうに語っておられたお客様に、正直・・・安心した。

あまり良くない建設屋さんの例として、「展示場と実際建てている家が違い過ぎる」ということが挙げられる。展示場は非常に豪華なのに、実際に建っているのは、貧弱に見えることはよくある。営業マンが言っていることと、実際の住み心地も同じである。

この前も今年やはり完成した戸倉のお客様を訪ねてみても、本当にいい住み心地だと伺うことが出来た。ここでも「寒くない」という言葉だった。

少し寒かったら一枚羽織る。このくらいが丁度いい。

でも暑さ寒さも大事だが、一番大切なことは、引渡しをして、生活してみて、希望通りのライフスタイルになっているかということ。欲しかった「場面」があって夢が叶っているか・・・その方がもっと大切だと思う。

引っ越されてまだ片付けも半ばだという。設計段階から夢見てた、創造通りの家族の動線が生まれたらこの上ない喜びである。