POST: 2026.02.15
DAIKOKU BASICメッセージ
正解はない
大工の仕事が完了した篠ノ井の家。
篠ノ井の家にはリビングダイニングと台所との間に「壁」があり、その壁により空間が仕切られている。流し台や食器、そして調理器具が見えない設計だ。逆に台所からリビングも同じように見えない。
これは工夫のひとつで、正解や不正解ではない。単にお施主様の年齢や価値観や家族構成のちがいだけ。
例えば子どもが小さい時に家づくりを考えると、子ども優先の間取りそして設計になる。私の自邸もそうでしたが、子育て中は対面キッチンが多い。
町の中華屋さんのようなカウンター式にしたりも。つまりリビングから流し台や調理器具が良く見え、顔が合わせられる設計。これは台所に立つ親から、子どもたちの様子がよく見えて、安心して流し台に立てるようにすることが目的。
逆に子育てが終わると、というか年齢を重ねた方がお施主様の場合は、今回のようにこうした壁で仕切って区切る場合も多い。どうしても物が多くなる流し台まわりと一線を画すことができ、リビングを独立させ充実させることができる。調理好きな方にも良い。
ところで家づくりには正解も不正解もない、と考えています。お施主様の好みや、家族の方針などの「目的」に添って決めればいいだけ。
よくあるYouTube動画のように、あれはダメこれはダメ、なんてない。夫婦や家族で一生懸命考えたことが、一番良いはずだ。
今回の篠ノ井の家も、上手く出来ている。将来私も妻とゆっくりシンプルに住みたいと思うほどだ。
完成は4月初旬。