代表中澤の日々の徒然

POST: 2011.03.01

家族の絆

先日、松本方面よりあるご家族が、ダイコクの展示場を訪れてくださった。

昨年の年末に引き続き2度目となる遠路からのご来場に、感謝と共に気合も入る。

 

前回は若夫婦のみのご来場だったが、今回はご両親も一緒にお見えになって頂いた。僕も少々緊張しながらの展示場案内となった。ご計画はまだ決まってはいないが、ご両親との同居を考えておられる。

打ち合わせ中、可愛いお孫さんを大事に溺愛するお母様がいた。本当に可愛くて可愛くて、仕方がないのだろう・・・と、とかく「普通」にある孫と祖母との関係・・・の光景だと思っていた。

しかし、話をお伺いしているうちに、お孫さんと祖父母との絆が、あることがきっかけに、より大変深いことを知った。

どの家族にも、必ずストーリーがある。

家づくりに携わっていて、必ずどの家にもストーリーがあることを感じる。それがプラスの「事情」だったり、マイナスの「事情」だったりし、それらがきっかけで家づくりに対する「思い」が誕生していることが多々ある。

今回、お孫さんとの絆は、その家族に起きたある事情のお陰で、一層深く強いものになったのだろう。

つくり手側も更に気合が入る。

その家族にとって何か大切で、どういう思いが込められている中での家づくりなのか・・・つくり手はしっかり心に刻む必要がある。

改めて営業的な家づくりとはちがう、工務店的な家づくりにやりがいを感じた。