代表中澤の日々の徒然
POST: 2011.03.23
観音さまの祠をつくることになりました。
ダイコクがある長野市篠ノ井の高田区、そこに一体の石仏が老朽化した祠(ほこら)にいらっしゃる。
写真がその祠です。明治時代につくられ、その後何回が簡易に手直しされて今回に至りました。この度この祠をダイコクで建替えさせていただくことになりました。
幅4尺(約120センチ)の建物ですが、今回はしっかりと宮大工さんに木組みをお願いし、建てなおす計画です。完成は再来月ぐらいを予定しております。
こちらの観音さまは、「如意輪観音」といいます。調べてみると・・・たくさんの利益を人々にもたらせてくださる菩薩さま・・・とのこと。手を顔にあて、何か物事をお考えになられている様子・・・まさにこちらの石仏と同じ御姿でした。
話はかわりますが昨日、その祠の地鎮祭が開催されました。
僕は生まれも育ちもこの篠ノ井高田。小さい頃から存じている御歴々の方々を前に、請負者を代表し参列させて頂きました。
やはり「地元からの仕事」をさせて頂くことほど、うれしいことはない。先代社長の父が亡くなったあとも、こうして地元の方々から仕事のお話しを頂ける・・・地鎮祭中、心からうれしさでいっぱいになった。
さて、これからいよいよ着手します。宮大工はあの名工栄建具工芸横田氏の次男、横田勲氏。
小さい祠だが、技術的には立派な大きな仕事です。しっかり高田区に恩返しをします・・・。