代表中澤の日々の徒然

POST: 2024.01.16
profile 私の思い

私の思い①大工の息子

生家の大きな梅の木

今期弊社は55期を迎えることができました。これもお施主様はじめとします皆さまのおかげでございます、心より感謝申し上げます。

ここでその原点を私自身も見つめ直したく思い、ダイコクの生い立ちと私の思いをしばらくブログに綴ります。

私の家族は5人、私は3人兄弟の末っ子として長野市篠ノ井に生まれました。

上には4つちがいの姉と2つちがいの兄がいます。

父は昭和8年生まれの大工、ひとつ年下の母と結婚後に「中澤建築」を立ち上げ篠ノ井にて独立します。

私は小さいころ「僕のお父さんは大工だったんだよなー」ぐらいの意識でした、物心つく前に大工さんから工務店の経営者になっていましたので。

法被や作業服を着ている父からは、いつも木材の匂いがしていました。

小さいながらに父のいつもの「仕事の匂い」を感じていました。父は職人気質ではなく、とってもやさしく、生涯怒られたことがなく育ちました。

家には当時見習いの若いお弟子さんが住み込みで修行していて、一緒に暮らしていましたが、お弟子さんには厳しく接していたようですが。

私のまわりや生活には、いつも職人の方々や、会社に出入りの方々がいました。自宅の隣にあった事務所の影響でしょうか。

やがて法人化に伴い社名が変わり、大国(だいこく)建設へ。

職人さんや業者さんを大切にする父の性格からか、毎年のように社内旅行に行っていました。

小さいころは家族全員で同行し、幼い私を可愛がってくれる職人さんと一緒の旅行が、そりゃ楽しかったことを覚えています。

工務店の雰囲気や職人さんがいつも身近に感じていました。

≪つづく≫

創立55周年連載企画「私の思い」1/30