代表中澤の日々の徒然

POST: 2011.06.09

わからないけど、いいのかなぁ

観音様の御堂のことが、長野市民新聞や信濃毎日新聞に取り上げられていた。地元の篠ノ井のことが記事として載ることはうれしいものである。

話は変わり、先日久しぶりに休暇を利用して映画を観に出掛けた。

たくさん候補があり、どれにするか迷った挙句、結局手塚治虫原作の「ブッタ」に。映画館に貼ってあるポスターを見るまでは、全然ノーマークだったこの映画・・しかし選んだのはこの映画・・・正解だった。

同じ日に、上田まで足を伸ばし最近出来たばかりのショッピングセンターへ。

懐かしいロゴ「LoFt」の文字を発見。狭いエリヤではあったがまさしく、あのロフトだった。

僕は大学生の頃、1年間渋谷のロフトでアルバイトをしていました。売り場は一階のオルゴール売り場(爆笑)。似合わないものを売っていたが、バイトなのでそれはそれで楽しい仕事でした。

当時(平成2年~3年)は、東京もまだバブル。当然渋谷の街も「眠らない街」そのもの。渋谷の西武百貨店群が絶好調だった時代です。(森監督率いる西武ライオンズも)

僕も当時はあの黄色いエプロンをして働いていました。いい思い出です。

話は変わり。

しかし、便利なものができると、必ず無くなるものも出てくるわけで・・・。上田のまちは今後どう変わっていくのか・・・変なことを帰りの車中で考えていました。

またも先日の話ですが、篠ノ井にある有名なお寺の住職がこんなことを言っていました。

「長野のひとは東京を見すぎている」と。正確には住職の奥様(県外出身)がおっしゃられていた話を僕に聞かせてくださいました。

確かに、長野駅も市内もどこいっても、日本中で目にする看板や風景だらけ。特色があまりにも少なすぎる感は確かに否めない。大きい資本が、安いものを売り文句にどんどん進出してくようになった。

「安くてまあまあのもの」ばかりが世の中を活気づけている。

今回できた大きくて便利なショッピングセンターは、地元の既存商店街を今、どう思っているのだろうか。うまく共存していかれればいいのだが。

映画「ブッタ」を見終えたあとだけに、たくさんの事を考えさせられた。