空間の設計

設計の中で大切なことのひとつに、空間のつくり方がある。計算では出ないものだ。

これはとても難しく経験と勘、あと強いていえば確かな勇気が必要。

設計は平面上の紙の上でつくるので、こうした立体型の空間は想像をめぐらせながら書くようになります。

ある程度は縦横の比率、そして今までの経験に基づく寸法になります。そこに光の入りや照明の種類と明るさ、配置する家具の大きさや生活動線を加味することに。パソコンのソフトをつかってつくることはしない。そういう設計はそもそもしないし、上手くはいかない。部屋の重心を低くして、最期は感覚やセンスでしょうか。

設計は難しい。人の力以外使えないし、一朝一夕では得られない技術。だから差が出る。