POST: 2024.07.01
メッセージ住まい・建築設計
住宅設計の基本は
住宅設計の基本は「構造」です。
意匠デザインも、日差しや風通しも、居心地も、施工性も、まずはこの構造に大きく影響されます。
パズルのように部屋を動かして間取りを決めたりするのではなく、必ず構造から考え決めていかないと、結果的に上手く納まりません。住んでいて、何となく居心地が悪いのはそうしてしまった、からです。
構造とは柱や梁(はり)といった言わば骨組みのこと、です。
本来この骨組みを考えながら間取りを考えることが大切ですが、工務店の設計には、近頃そうした考えが少なくなってきているような気がしております。
お施主様と一緒になってパズルのように間取りだけを考慮しながら、それが設計とばかりに仕事されているような・・・
設計=間取りではなく、いろいろな要素があることを常に考えていかなくてなりません。すると、自ずと佇まいが整ってくるものです。