代表中澤の日々の徒然

POST: 2012.01.12

何か真実(本当のこと)なのか

この年になって、ようやくわかり始めたことがある。

恥ずかしい話、遅すぎるのだが(汗)、テレビで放送されているニュースや報道関係の内容は、すべて真実ではないということ。事実だが、それが真実ではない。

どんな報道番組にせよ、所詮エンターテイメント。真実はやはり自分なりに勉強して、それによりしっかりと自分の考えを持つことがとっても大切な時代に来ていると思う。

震災以来思うのだが政治家、ニュースキャスター、東大の先生、評論家、コメンテーター・・・それらの言葉は、結構疑ってかかった方がいい。何かを守ろうとしていたり、誰かが得したり、都合よく物事を解釈しているとよくよく思ってしまう。

今までは、報道やニュースを聞いたり見たりして、バランス的に自分の考えを決めていたが、そもそもそれが間違っていた。今頃になってそんな事に気がついた。

原発をはじめ、TPPや消費増税、この国の昔からある『仕組み』に疑問を持ちながら、しっかりと自分なりに見極めたいと思う。

実は住宅も全く同じことが言える。

このところ忘年会や新年会で、同業者の社長や職人さんらと交流する機会が多い。

そこで家作りについていろいろな意見を交わすのだが、住宅建設会社のコマーシャルやチラシなどを見ていると、風評的で大げさな誇大広告があまりにも多い・・・という話が大半を占める。

工務店や地元の職人さんからすると、『それもありだよね、いいね!』って思うことが、『そんな家づくりは危険』とか、『ありえない』的になっているケースがよくある。

家作りに関しても、最後は建てられるお施主さんの考えが大事だといえる。何か正しいのが、何が自分の目指す家作りなのか・・・を自分でよく勉強し、自分の考えを持つことができればベストな家づくりだと思う。

何でもそうだけど、『誰が何のために言っている言葉なのか』・・・報道同様に家作りも本質を見極められればと願う。