代表中澤の日々の徒然

POST: 2024.07.10
メッセージ住まい・建築日常

それをつくりたい

高校の時、厳しかったクラブ活動の練習後に飲んだ水道の水が忘れらない。体育館の入口にある水道の蛇口に手を合わせゴクゴク飲んだあの水が、今までで一番美味しかった飲みもの。

小学校の遠足で、サケが入ったおにぎり、そしておかずのヒンヤリした卵焼きと唐揚げ。

56年間生きて来て、たくさん美味しいものをいただいてきたけれど、これ以上のものとは出会っていない。決して豪華とか高価なものではない。

住まいもそうで、広さや一瞬目を引く意匠、そして性能や機能、便利な動線ではない。

何となくやっぱりここがいい・・・というやさしい居場所への愛着。

新居を構えてから外出しなくなったという、あるオーナー様との話から私自身も思い返してみました。

そこなんです、住まいも。