代表中澤の日々の徒然

POST: 2009.02.25

まちづくり懇談会

今日はじめて長野市『もんぜんぷら座』に行ってきました。恥ずかしながら旧ダイエー閉店後、はじめてそこへ足を踏み入れました・・・(浪人のとき以来だなア)。目的は長野市が推進する中心市街地活性化計画に基づいた、まちづくり懇談会に出席するためです。法人企業や各団体との懇談があり、大変有意義な時間をおくることができました。この計画、長野駅(東口も含む)から善光寺までのエリアが、その対象になっています。どうやったら街並みが良くなり、人々が行き交い、市民がとって住み良いまちになるかを話し合いました。

私は、八十二銀行大門町支店から上の善光寺表参道が結構気に入っています。いい雰囲気ですよね!奇抜で目立ちすぎる建物もないし、よくまとまっていますよね。景観で建物と言えば、今でも忘れられないのが、昔の長野駅。今の都会的で何の個性もない駅舎とちがって、いかにも門前町らしい堂々とした旧長野駅が、やっぱり懐かしい。なんであんな風になってしまったのだろうか・・・つい惜しんでしまいます。

東京の上野駅って、今もちゃんと独特の『暗さ』が残っていますよね! 昔は18番線ってのがあって、『特急あさま』はそこで乗り降りしていました(超なつかしい・・・)。大学時代、長期休みで田舎へ帰るときは、いつもの『あの薄暗い18番線』から、特急あさまに乗って帰ったものです。たしか、時刻表は19時ちょうど、20時ちょうど・・・だったかな。そして3時間揺られて長野に深夜着いたものです。あの建物、そして3時間という不便さが、今ではとっても懐かしいし、本来大切にしなければならない人間らしい空間だったように思う。近代化が生んだ便利さ・・・それによって消えていった人間らしい空間・・・僕はそれらを家づくりを通して、忘れず活かしていきたいと思う。