代表中澤の日々の徒然
POST: 2009.05.06
家は単なる手段
GWも終わり、明日からまた通常の生活がはじまる。
明日は、我が家は上の子の家庭訪問らしい。息子の大好きな先生が来るということで、午後から大掃除をすることに決定・・・。
うちの床は、国産杉の無垢の板。新建材、いわゆる合板のフローリングと違い、なんとも言えない風合いがいい。うちは365日家族全員裸足、その無垢の床に、雑巾を硬く絞って、昔ながらの雑巾掛けをすると、なんとも気持ちいい。水分が木に浸みていく感じがなんとも言えない。ダイコクのお客さまなら、その気持ち・・・よくわかってくださるに違いない。
天然の無垢の木なので、傷も隙間もたくさんあるし、経年変化で色も黄色味を増してきた。でもその家族が付けた床の傷や、いたみ具合が本当にいいんです。
ダイコクは、毎朝社員で床の雑巾がけをしています。ダイコクの事務所は唐松材。展示場は、1階が杉材で、2階が檜、もちろん国産材。雑巾がけをすることで、ほんものの無垢のすばらしさ、逆に問題点や特性などを常に知っていてほしく、毎朝私も含めてやっています。
だから、フローリング(合板)は、フローリングで否定しているわけではく、いいこともたくさんあります。狂いや割れといった無垢材独特の症状がなく、剛性にもすぐれ、床暖房などにも使うことが出来、しかも比較的安いと来ている。壁紙もクロスを決して否定いないし、塗り壁がすべてとは思っていない。ダイコクは断熱材も仕上げ材も適材適所でいいと思っている。今どき、どの工務店やハウスメーカー見てても、シックハウスなんてもうないし、既に死語になっている。
家づくりは、50対50だと思う。お客さまが納得されて、そのご家族ごとに、楽しい生活ができればそれでいい。と最近は思うようになった。