代表中澤の日々の徒然

POST: 2011.01.09

出会いと共に

千曲市内において、引渡しさせて頂きました。

お施主さまにおかれましては、ありがとうございましたという感謝と共に「お待たせいたしました・・」という、労いのお言葉を送りたいと思う。

出会いはいまから5年前。

 社名を大国建設から、いまのダイコクに変え、家づくりそのものを変えた年・・・平成17年にこちらのお客さまとの出会いがありました。父との思い出から始まり、会社を支えてくれたお客さまそして先輩社員との思い出がたくさん詰まった旧社屋と倉庫を解体し、今の展示場と事務所を建替えたのが、この年でした。

地産の木で、なるべく自然に近い素材で、職人さんの手仕事が多い家づくりをしたい!その思いを実現するべく決断し、実行に移し、新たにダイコクとしてスタートを切ったばかりでしたが、正直金銭面や事業の成功に対する不安はいつも身体全体にのしかかっていた時代でした。

建設中だった現在の展示場で、構造見学会をやっていてもお客さまはゼロ。二日目にようやくいらしてくれたお客さまが、今回のお施主さまでした。言ってみれば、新生ダイコクのスタートと共に一緒に家づくりをお考えになってこられた方、しかしながら途中、双方がそれぞれの道を歩んだ時もありました。しかしながらも、昨年再度再会を果たし、5年がかりの家づくりが貫徹した。

引渡し当日には、大工棟梁も駆けつけてくださり、僕もお施主さまも万感の思いに慕った。

よちよち歩きをしていたお子さんも、来年小学校にご入学するまでに成長された。

そして再会を果たしたとき、はじめて出会った二人目のお子様。月日の早さと共に、お施主さまが家作りに費やした思いの真剣さを感じる。

最後の最後にダイコクを選んで頂いたこと・・・本当に心から感謝を申し上げたい。これから先もずっと僕とダイコクを見つづけてほしい、そんな思いでいっぱいです。

家づくりはとは「完成した家」だけではない。成績的・営業的な家づくりと違って、「人」存在するが工務店の家づくりという仕事に、これからも誇りを持って頑張りたい。

・・・おめでとうございました・・・  深謝。