代表中澤の日々の徒然

POST: 2024.02.11

私の思い⑰ポツポツ

しばらく正解が見えず、不安な毎日でした。でも小さいことを続けているうちに、ポツポツとお電話をいただくようになります。

完成見学会を開催しても来場者は相変わらず少ないまま。他社様は土日の2日間満員御礼状態。でもなんとなく見えてきたこと、わかってきたことがありました。

ダイコクのお客様はどういう方なのか・・・

誰がダイコクのお客様になるのか・・・

やがて完成見学会を開催しても、お客様が来るはずがないことに気づきはじめました。その頃はまだ環境問題なんて今ほどでもなかった。いまのような温暖化や性能の対策も重視されていなかった。しかしダイコクに足を運んでくださる方は、私と同じ使命感、責任感をきちんと抱いている方なんだと。

長野県の木、山を守ろうとしている方だったり、本当の健康住宅について考えている方だった。流行や見栄えするデザインではなく、安価でもないダイコクの家が満員御礼になるわけない。むしろそうなる方が可笑しい。

今までやってきたを信じて、使命感を持って、このままやりつづけようあらためて覚悟を決めた。

次第に「今週末伺ってもいいですか・・・」とやさしいメールが少しずつ届くようになっていった。勿論いつもの嬉しいポツポツのお電話も。

ご家族でゆっくりお越しいただき、ダイコクの家は勿論なのですが、住まいのコンセプトを共有することが大切だった。

こうして少しづつ仕事をいただけるようになっていった。数や量ではない、確かな一棟・・・思いが同じお施主様との家づくり・・・が本当に嬉しくなっていった。

旧展示場 二階から吹き抜けを愉しむ

ダイコクの使命を大切に投げかけていくだけでよかった。

長野県や日本の山の環境を伝えていくだけでよかったのだ。

住む人の健康に大切だと思うことを、きちんとお伝えすればいいだけだった。

旧展示場 居間

「ポツポツ」のメールやお電話が、やがてダイコクにとってたくさんの出会いをつくってくれることになります。

≪つづく≫

創立55周年連載企画「私の思い」17/30