POST: 2024.03.11
メッセージ
無垢の床板の意味
ダイコクは床板に杉かカラマツの無垢材を使用しています。
呼吸をしてくれて、湿気の調整をしてくれます。でも生きてるので、呼吸をしているので反ったり、割れたり、縮んだり、その結果隙間が出来たりもします。
木なので大小様々な節があり、その節が割れたりもします。でもこれらがほんものの木の特徴で、生きて呼吸している証拠です。
反ったりや縮んだりが気になる方は、動かない合板をお薦めします。
杉は国内産を使用。
始め赤身と白身がくっきりする色艶ですが、時間の経過と共に飴色に統一されて、気にならなくなります。また杉は、天然の床暖とも言われ、大人しく柔らかさが特徴です。
柔らかい分、傷にもなります。はじめは気になる方もいらっしゃいますが、その傷も少しずつ気にならなくなり、家族の暮らしと成長の証と共に愛着へと変わっていきます。
カラマツは県産材を使用しています。木肌が白っぽく、細かな節が気になりますが、次第に赤黄色く飴色のきれいな色に経年変化をします。杉とはまたちがい、山小屋っぽく堅苦しさがないのが人気です。
無垢の木を使う真意は、環境によかったり調湿性があることではなく、経年変化により床板に愛着が持てるようになるということ。そして家全体に愛着が持てるようになるということ。
良品なものはいくらでもありますが、愛着が持てるのは、やはりほんものの材料を使うからでしょうか。建ててから10年後、家に愛着が持てるようになれば、成功の家作りではないでしょうか。